〜今日のいしとよ第207回〜
これから気温がますます上がり、汗のかきやすい時期になると、気になるのがニオイです。
電車やエレベーターのなかなど、密室空間でのニオイに辟易することがありますが、もしかしたら自分も発している可能性が……。
自分のニオイは、自分ではなかなか気づきにくいもの。
美意識高い女性であれば、普段からケアしておきたいところですよね。
今回は、夏の体臭を予防するため方法や効果のある食べものをご紹介します。
ニオイの原因は腸にあり!
汗は体臭の大きな原因となりますが、それだけなら毎日お風呂に入って洗い流せば十分に防ぐことができます。
清潔にしているのにニオイを発してしまうのは、原因がカラダの内側にあるからです。
食べものを口に入れると腸に届き、そこで分解されて排泄されます。
しかし、腸内に悪玉菌が多いと、摂取した食べものを分解する際に、悪臭のもととなる成分を発生させてしまいます。
それが血液に流れて、全身を巡ります。
汗は血液から作られるものなので、そのままニオイを発してしまうことになります。
ですから、体臭を抑えるためには、まず腸内環境を整える必要があるんですね。
腸内環境を整える食べもの
整腸作用を促す栄養素といえば、食物繊維。
食物繊維の多い食べものは、野菜、海藻、キノコ類などがあげられます。
なかでも、海藻類に含まれるフコイダンという食物繊維には、ニオイのもととなる物質を包み込んで排泄する作用があります。
腸内の善玉菌を増やすことも、体臭予防につながります。
善玉菌の代表格といえば、ビフィズス菌。
そのためヨーグルトの摂取なども効果あり。
また、善玉菌を増やすためには、オリゴ糖の摂取が有効です。
野菜であれば、玉ねぎ、キャベツ、ジャガイモ、トウモロコシなどに多く、果物であれば、リンゴやバナナなどに多く含まれます。
体臭を悪化させる食べもの
体臭を悪化させる成分が、動物性たんぱく質や脂肪です。
これらを含むのが、肉類。
皮脂の分泌を過剰に促し、ニオイの原因となります。
牛乳には乳酸菌が含まれていて整腸作用もありますが、動物性たんぱく質や脂肪も含んでいるので、摂取し過ぎは禁物です。
ニンニクやニラに含まれるアリシンという成分も、分解の際にニオイのもととなる物質を発生させます。
口臭の原因として知られていますが、食べたあとは体臭にも注意が必要です。
汗を抑えることも大事
体臭予防には、汗を必要以上にかかないということも大事です。
そのためには発汗を促すような食べものを避けること。
発汗を促してしまう食べものは、熱いものや辛いものです。
特に、唐辛子に含まれているカプサイシン、生姜に含まれるショウガオールやジンゲロールには高い発汗作用があります。
アルコールにも発汗作用があるので、お酒を飲んだあとは汗をかきやすくなります。
さらに、体内でアルコールが分解される際にアセドアルデヒドという物質が発生しますが、これがニオイのもとになります。
また、ナスやキュウリ、トマトといった夏野菜にはカリウムが多く含まれていて、利尿作用により体温を下げる働きがあります。
汗が必要以上に出るのを抑えてくれるので、積極的に食べるようにしましょう。
香水などに気を使っても、体臭とまじってしまうと余計気になるニオイになることがあります。
まずは、もとから改善する必要あり。
ニオイに敏感な男性も多いので、この時期は特に気を付けておきたいところですね。
🌟TRILL抜粋
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色言葉は『感性・真心・温かさ』
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