〜今日のいしとよ第1317回〜
チーズを大きく分けると、「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類に分けられ、ナチュラルチーズはさらに7種類のタイプがあります。
1. ナチュラルチーズ
乳を乳酸菌や酵素のはたらきで固めて水分を減らしたもの。多くは、発酵熟成されています。
乳酸菌が生きているため、熟成とともに風味が変わるのが特徴。原料の乳の種類、製造方法、どんな微生物を使うかによっても味が変わります。
フレッシュタイプ
◎カッテージ、モッツァレラ、クリームチーズ、マスカルポーネなど。
軽い酸味、さわやかな風味が特長。乳に酸や酵素を加えて固め、熟成させないチーズ。
カッテージチーズはリンゴやぶどう、キウイなどにのせて食べるのがおすすめ。マスカルポーネチーズは、そのまま食べても、ナッツ類と一緒に食べるも良し。果物にも合い、パンにぬってもgood!
モッツァレラチーズはよくピザに使われていますが、トマトと食べるカプレーゼも美味しく食べられます。
白カビタイプ
◎カマンベール、ブリー、バラカ、サラヴァン、ブリヤ・サラヴァンなど。
白カビを表面に繁殖させてできるチーズ。白カビがチーズの中心部に向かって熟成を進めているタイプ。
カマンベールチーズはチーズフォンデュに向いています。ブリヤ・サヴァランはミルクの味わいがあるため、コーヒーにも合います。
ウォッシュタイプ
◎リヴァロ、マンスティール、ポンレヴェックなど。
表面を塩水やビール・ワインで洗いながら熟成させたチーズ。匂いが強烈であることが多いタイプ。
表面は匂いが強烈ですが、中身はまろやかなので、野菜につけて食べたり、果物と一緒に食べるのがおすすめです。匂いが気になる場合は、チーズの外の皮をむいて中だけ食べてみても楽しめます。
シェーブル(山羊乳)
◎バノン、ヴァランセ、サントモール、ピコドンなど。
名前の通り、山羊の乳を原料にしてできるチーズ。
ジャムをつけて食べても美味しいですし、果物にも合います。野菜につけて食べるときは香辛料を加えると良いでしょう。
青カビタイプ
◎ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ババリアブルー、ロックフォールなど。
白カビと同じく、カビを使うチーズですが、チーズの中から熟成していきます。
塩分が多いため、そのままサラダに入れたり、パンと一緒に食べるのも良いです。ぶどう、洋梨など、果物と一緒に食べても合います。
セミハードタイプ
◎カンタル、ゴーダ、サレール、フォンティーナ、マリボーなど。
チーズを作るときに、水分を少なくした、比較的硬いチーズです。ナチュラルチーズの中でも保存性が高く、おだやかに熟成が進みます。
くせが少ないため、チーズ初心者には食べやすいタイプのチーズです。グラタン、サンドイッチ、お酒のあてに向いています。
ハードタイプ
◎エダム、エメンタール、グリュイエール、チェダー、ミモレット、ラクレット。
チーズを作るときに、セミハードチーズよりさらに水分を少なくしたチーズです。硬く、濃厚な旨味が特徴。このタイプもおだやかに熟成が進みます。
調味料として使うのがおすすめです。例えば、スープやソース、粉にしてピザやサラダにかける、など。スパゲッティにも合います。
🌟GOD.Make.抜粋
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