〜今日のいしとよ第1070回〜
冬の大きな悩みのひとつ、冷え。一年でもっとも寒くなるこれからの季節は特につらい時期。「冷えは万病のもと」とよく言われますが、睡眠の不調にも冷えが影響しているのです。
人は、夜になると、からだの深部の体温を下げるため、手足の末端の血流をよくして放熱します。
体温が下がると、脳もからだもお休みモードに切り替わり、眠りの世界へ…。
しかし、手足が冷えていると、深部体温を逃がすことができません。すると眠りのスイッチが入らず、寝つきが悪くなったり、夜中に何度も起きてしまったり、すこやかな眠りが妨げられてしまうのです。本来、眠っている間には新陳代謝を促す成長ホルモンが多く分泌されるので、睡眠は美肌づくりにとっても大切なものなのです。
質のよい睡眠には体内時計が整っていることも大切です。ここで注意したいのが、ブルーライト。スマートフォンやパソコン、テレビなどの画面から発せられる光としてよく知られていますが、太陽光にも含まれ、人の目に見える光のなかで最も強いエネルギーを持ちます。
ブルーライトを夜に浴びると、明るい光を脳が昼と勘違い。睡眠ホルモンと言われるメラトニンの分泌を妨げ、体内時計を狂わせてしまいます。このリズムの乱れは、睡眠の質の低下だけではなく、さまざまなからだの不調を招いてしまうことも。また、最近の研究ではブルーライトは肌にも深いダメージを引き起こすと言われています。
本日のバースデイカラー『枯葉色』
色言葉は『信念・基礎・信頼』