〜今日のいしとよ第1115回〜
塩分自体は身体にとって悪い物ではなく、血圧を調節してくれたり、体内の水分量を一定に保ってくれたりと、必要な役割を果たしてくれます。ただ、塩分は簡単に摂れてしまう為、過剰摂取に繋がりやすく、むくみを招いてしまったり血圧上昇の原因にも繋がってしまいます。
血圧が上がってしまうと、動脈硬化や脳梗塞を始めとする、さまざまな病気を招く原因にも繋がってしまいます。
このような生活をしている人は要注意
- 野菜を食べる機会が少ない
- 麺類の摂取が多い(ラーメン、うどん、パスタなど)
- 濃い味付けを好む
- 市販のお惣菜をよく買う
- 果物類の摂取が少ない
- 献立に汁物が欠かせない
- 海草類の摂取が少ない
- 外食が多い
- 加工食品を良く食べる(スナック菓子、ハム、ベーコン、シリアル)
- タレやドレッシングを多くかける
- 塩鮭や干物が好き
- ご飯よりパンが好き など
これら1つでも当てはまる人は、塩分の過剰摂取をしているかもしれません。塩分を摂りすぎてしまうと、血液が塩分過多の状態になり身体がさらに水分を多く欲してしまい、余分な水分がむくみへと繋がってしまいます。そして、体液の中の水分を取り除く働きがある腎臓を鈍らせてしまい、血液をドロドロにさせてしまいます。
このように血管を硬く、細くし、血流を悪くしてしまうと、血管年齢にも悪影響を及ぼす原因となり、体内の新鮮な酸素や栄養が十分に行き渡る事が出来なくなってしまう為、老廃物が溜まりやすくなり、老化が早く進んでしまう原因にもなるでしょう。
カリウムを多く含んだ食材
塩分を摂りすぎな生活をしている人は、なるべくカリウムを多く含んだ食材を食べるようにしましょう。りんご、バナナ、スイカ、メロン、アボカド/のり、ひじき、ワカメ、もずく/じゃがいも、里芋、サツマイモ/切り干し大根、パセリ、枝豆、ほうれん草、レタス、トマト、きゅうり、キャベツなど、このような野菜や果物に多く含まれているカリウムを摂るようにしましょう。
カリウムは塩分を排出してくれる働きがあるので、塩分が多い食べ物を食べる時は、必ずこのようなカリウムを多く含んだ食材も一緒に食べるように工夫をしてみて下さい。
小さな事から減塩を始める
塩を使った調味料ではなく、ハーブやスパイスを取り入れるようにしてみて下さい。からし、唐辛子、ごま油、レモン、カレー粉、シナモンなど、味付けをする際にはこのような味にアクセントを加えてくれる香辛料やスパイスを上手に使って減塩するようにしてみて下さい。
調理をする時間がない人は、塩分の少ない調味料を選ぶようにしましょう。塩分が多い方から、醤油、ポン酢、ソース、ドレッシング、ケチャップ、マヨネーズ、お酢の順番になります。とんかつにはソースではなくケチャップを使ってみたり、サラダにはドレッシングではなくマヨネーズ、冷奴には醤油ではなくポン酢など、小さな事から減塩を始めるようにしてみて下さい。
🌟GOD.Make.抜粋
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