〜今日のいしとよ第239回〜
外から帰ってきたあとに、うがいと手洗いをするのは、子供のころから言われてきたことかと思います。
それが習慣づいて、大人になっても続けている方もいるでしょう。
ただ、いま世間では、新たなうがいの方法が広まりつつあります。
それも、喉をゆすぐのが水やうがい薬ではなく、油。
ごま油を使うのです。
なんだかベトベトして不快感がすごそうですが、まったくそんなことはなく、高い美容効果が得られると、有名芸能人の方も日ごろから行っているとか。
今回はそんなごま油うがいについて、方法や美容効果などについてご紹介します。
使用するのは白ごま油
ごま油うがいはもともと、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダに由来する方法です。
アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のAyuh(生命・寿命)とVeda(科学・知識)を組み合わせた言葉で、5千年以上の歴史を持つ最古の医学のこと。
ごま油を皮膚に塗ると、毛穴から毛細血管を通って全身を巡り、骨にまで達すると言われるほど効果のあるものとされています。
うがいに使用するのは、料理でおなじみの茶色いタイプではなく、白いタイプ。
市販されている「太白胡麻油」を使います。
ごまを生のまま搾って焙煎されていないため、茶色のものに比べてクセがなくスッキリとした味になっています。
1分間うがいするだけ
白ごま油はそのまま口に含むのではなく、まず鍋に入れて100~110度くらいで熱します。
火を止めてしばらく置き、粗熱が取れたら別容器に移して保存します。
そこからスプーン1杯、大さじ1程度のごま油を取り出して、口に含みます。
口のなかをまんべんなくゆすいだあと、上を向いて喉でうがいしましょう。
時間にして1分程度です。
これを朝夕行うだけなので、まったく苦にはなりません。
美しい肌と髪を作り出す
白ごま油に含まれるゴマリグナンという物質の抗酸化作用により、活性酸素の発生が抑制されます。
するとカラダの酸化が抑えられ、シミやシワなどの老化防止につながります。
ゴマリグナンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをすることで知られています。
女性らしさ、特に毛髪に効果があり、美しくツヤのある黒髪を育ててくれますよ。
さらに、ごま油にはリノール酸も多く含まれています。
リノール酸は必須脂肪酸のひとつで、不足すると肌トラブルを招く成分。
摂取することで、美しく潤いのある肌がもたらされます。
うがいのほうが吸収率が高い!
ここまでで疑問を感じている方も多いかと思います。
なぜ、うがいという方法なのか。
実は、舌の裏側というのは栄養の吸収率が高い箇所だとされています。
ごま油を食べものと一緒に摂取するよりも、直接舌の裏側から取り込んだほうが、吸収率が高いからなのです。
ほかにも、直接カラダに塗ってマッサージオイルとして使う方法もあります。
浸透したごま油によって、溜まっていた毒素が体外へと排出され、高いデトックス効果が得られます。
ごま油うがいで肌に潤いを
ごま油うがいとは、初心者にはなかなかとっつきにくいネーミング。
ですが、伝統医学に由来していると言われるだけに、信頼できそうです。
ぜひ毎日の習慣にして、効果のほどをお確かめください。
🌟TRILL抜粋
本日のバースデイカラー『黄色』
色言葉は『機知・優しい心・家庭的』
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